コロナ優等生の台湾では、夜市はどんな風になってるんでしょうか。日本人も大好き台湾、行きたくてしょうがない人は多いはずです。
一体いつから行ける?夜市やってるのかな?いてもたってもいられない私は、オンラインツアーに参加して様子を探ることにしました。
台湾から直接プレゼントが自宅に届くツアーもあります
コロナ感染対策した士林夜市で台湾グルメを回るツアー
コロナ前の士林夜市はこんなに賑わっていた
この夜市はMRT士林駅から徒歩数分とアクセスも良く、「ここはまず行くっしょ」と暗黙の了解でスケジュールに組み込まれるような台北でも一番大きな人気の夜市です。
修学旅行生や地元の人でいつも賑わっていて、活気のある場所でした。おいしい定番台湾グルメもここでかなり網羅できます。例えばこういう屋台グルメをご紹介。
一口煎餃(ひとくち餃子)
一口サイズで食べやすく、カリカリに焼いた表面ともちもちの皮がたまりません。小麦粉の皮で具材を包んで焼いただけで何でこんなに尊いのでしょうか。おいしい餃子は正義です。
現削各種水果(果物屋さん)
みずみずしくツヤツヤとした果物を食べやすいようにカットしてもらって食べます。ライトのせいか、鮮やかな果物が目の前に並ぶと思わず引き寄せられ…気付いたら買ってました。
日本で食べる、大粒の長野産シャインマスカットや栃木・福岡のあんまい苺なども最高ですが、普段なかなか手が出せない台湾の南国フルーツも捨てがたい。
ダイエッター必見!日本でも作れる台湾スイーツあります
糯米腸(もち米腸詰)
こちらはもち米を腸に詰めて焼いたもの。この発祥は、もち米とソーセージが大好きなおっちゃんがある日両方一度に食べたいと思って開発したのが発祥で、もち米をソーセージに詰めるという暴挙に出たという話です(諸説あり)
燒烤杏鮑菇(エリンギ焼き)と花枝(イカの姿揚げ)
イカの姿丸ごと揚げとエリンギを炭火で焼いてるお店です。このシンプルな屋台を見た瞬間、「自分にもできそう」とか思って何とか私もエリンギ焼き屋になれないかと考えを巡らせました。
地下にもひしめくフードコート
地下っていうのは大体面白いものがあります(個人的な感想)、っていうかおいしいものは地下に隠れてます。士林市場の一口から歩いていくと、この辺から臭豆腐の香りが漂ってきて「自分、台湾来たな」って実感します。
(マスクのない時代の写真。こんな日がまたやってくるのはいつでしょうか。)
大繁盛で、地上より人が集まっています。夕飯の時間になると、台湾では外食が多く家族連れも多くてさらに活気で溢れています。こんなに色々種類もあっておいしい食事にありつけるなら、家では作らないのは納得ですね…。
士林市場には、大人も子どもと遊べる屋台ゲームがある
エビ釣り
金魚すくいならぬエビすくい。いや、すくってない、釣るんです。釣れたらその場で焼いてくれます。
射的
本物のエアガンで風船を割る屋台。見た目カラフルで可愛いけど、日本だと問題になりそうな遊びです…お祭りの屋台の闇がネットで拡散されたりしてましたが、台湾でもそういうのあるんでしょうか。
水風船割り
こちらのゲーム、ルールはシンプルです。おっちゃんが水風船を筒の中に転がし、下でハンマー持ったお客さんがタイミングを合わせて待ち構え、出てきた瞬間に叩き割るゲーム。
これ転がす人の匙加減だと思うんですが洞察力が試されます。男の子は残念ながらおっちゃんとタイミングが合わず…割れなくて悔しさのあまり下に落ちてたまった風船を割りまくってました。この遊び簡単そうで結構ムズい。
コロナ禍でのオンラインツアー開始!色々聞きます
あの賑やかな市場が…閑散とした光景が広がる
ひ…人がいねぇ。台湾時間で17時頃スタートしたでしょうか、お店は開店してますがやっぱり人通りは全然ありません。シャッターが下りているお店もちらほら。
コロナの影響もありますが、この日は台風が台北方面に向かってきていてさらに人出が減っていたみたいです。
<士林夜市の現ルール>
・お店も客もマスク必須(罰金3000元、11,821円くらい)
・夜市の入り口にある消毒ポイントで検温・手指消毒
・食べ歩き禁止
など
コロナが始まってから、日本と同じようにテイクアウトやデリバリーを利用する人が多くなったようです。出歩いていたのは高校生や学生がほとんどです。人でごった返していた士林夜市とはすっかり違う風景でした。
屋台グルメは健在!調理するところまでじっくり観察できる
(具材を包んで窯で香ばしく焼き上げる焼餅のお店)
ガイドのお兄さんが屋台を見せて回ってくれます。人通りは少ないのですが、夕飯時なので食べ物の屋台には結構人が集まっています。コロナ前ならどの屋台も大混雑で、目移りしまくり、食べるのに必死です。
しかし、お客さんも少なく店員さんとガイドのお兄さんも余裕があるのか、調理台の裏側にカメラを持って入っていき、作ってる様子を何店舗かゆっくり見せてもらえました。へー、大鶏排(ダージーパイ)ってこうやって揚げてるんだ~とか、こんな串焼きもあったんだ~とか新しい発見がありました。
画面越しだと食べられないので、落ち着いていられるのかもしれません。
<このツアーで見て回った屋台> ★…実際ガイドが食べて食レポ
・大鶏排 /ダージーパイ(台湾フライドチキン)★
・胡椒餅(胡椒味の豚ひき肉パン包み焼き)
・香腸(台湾ソーセージ)
・蚵仔煎(台湾の牡蠣オムレツ)★
・滷味(台湾風おでん料理)
・割包(台湾式バーガー)
・燒烤杏鮑菇(エリンギ焼き)
・豆花(豆乳を使った台湾スイーツ)★
など
1時間しかツアー時間はありませんでしたが、あっちこっち見て回るとあっという間に終わってしまいました。牡蠣オムレツの時はガイドのお兄さんがお店に入って、持ち込んだ台湾ビール(マンゴー味)と一緒に食べてました。いいなぁ。
思いがけない一言が!実感した台湾との絆
最後に豆花(トウファ)を食べながら(ガイドさんがね)、台湾についてのフリートークになりました。士林夜市では食べ物の屋台は営業していても、どんどんお店が潰れていってるようです。
この記事の前半に載せたような地下のフードコートは密になるので、かなりのお店が閉店に追い込まれています…市場の近くで建設中だった映画館?も潰れ、エビ釣りの屋台もなくなったとか…(悲)
コロナが落ち着くのを願うしかありません。
最後になると、かしこまって帽子を取ってカメラ目線のガイドさん。
日本のみなさん、台湾にアストラゼネカのワクチンを送ってくれて本当にありがとうございました。少しでもコロナの状況が良くなったら、ぜひまた台湾に遊びに来てください。
ほろり…思いがけずワクチンのお礼を言われて何だかちょっと感動して、コロナ全然終わらないけど日本も台湾も頑張ろうぜ友よ…!みたいな気持ちになりました。台風が接近してる中、一生懸命色々回って説明してくれたのも嬉しかったです。
まとめ
次に実際に台湾に行くときは、コロナ前と全然違うかもしれません。リアルタイムで繋がり、現地の様子を知るためにオンラインツアーを利用するのも、この時期の楽しみ方の一つです。