世界の料理・ひとり旅

【人生で一度は食べたい】旅に出る前に!世界のグルメベスト10位

何が食べたいか分からない人にも読んでも欲しい、CNN読者35000人が選んだ世界のおいしいものランキングをまとめました。みなさんは各料理の歴史や由来をいくつ知っていますか?

旅に出る前に美味しい食べ物のリサーチはもはや必須です!旅行に行く予定が無くても、家で海外気分を味わえるお取り寄せも上手く活用して楽しみましょう😋

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人生で一度は食べたい!世界のグルメベスト10位

10位 Massaman curry(マッサマンカレー/タイ)

日本人もタイカレーの美味しさに気付き始め、缶詰のカレーや無印良品からも続々とカレーシリーズが出てますね。スパイシーですが、甘みを感じる食べやすさが人気で控えめに言ってめっちゃウマい。ハマってます。

マッサマン=「イスラム教の」という意味で、具材には豚肉を使わず鶏肉を使っているのが特徴です。

その歴史は諸説ありですがタイ南部を訪れたアラブ人の貿易商人が起源とも言われています。その頃タイで即位したのはラーマ2世というグルメでポエマーの王様で、いくつか料理の詩が残されています。それでは聞いてください、ラーマ2世で「マッサマンカレーの詩」ご紹介します。

マッサマンカレーは私の愛する人からのもの
強い香りを漂わす
その香りを嗅いだすべての男性は
彼女とそのカレーを夢見ずにはいられない

ラーマ2世

絶品マッサマンカレーが食べられるお店ベスト3!👀✨
【タイ編】
クイーンオブカリー(Queen of Curry)
タリンプリン(Taling Pling)
ザ・ローカル(The Local)

【日本編】
ライカノ(北千住)
ジャスミンタイ(六本木)
ガパオ食堂(渋谷)

 9位 Peking duck(北京ダック/中国)

旅行もあまりしたことなかった頃の私は、小さい頃からのアニメの影響もあり、高級中華料理=フカヒレ・北京ダックだと疑いもしませんでした。同じイメージを持っている人がどれだけいるかは分かりませんが、日本における北京ダックが中華料理ブームに一役買ったのは間違いないでしょう。

元々アヒル肉をオーブンでカリっと焼き上げ、甘しょっぱく味付けて、キュウリやネギと一緒に表面の皮の食感を楽しみながら頂く贅沢な1品で、皮が主役の料理なんて庶民には贅沢過ぎて手も出ないわけです。

遡ること15世紀初期、明朝が都を北京に移すと同時にローストダックの調理技術も北京に伝わりました。当時宮廷料理として重宝されていたようですね。栄養価も高いです。

アヒル肉の栄養価

ビタミンA、ビタミンB2、コラーゲン、カリウム、カルシウム、鉄分

効果

多価不飽和脂肪酸(良質な脂肪)を多く含み、血中のコレステロール上昇を防ぐ、ビタミンや鉄分が鶏肉の2.5倍含まれていて、不足しがちな栄養素を補う。

比較的健康的な食べ物だというのが分かったのは良いですが、家庭で作る場合は「材料:アヒル」となるため中々材料の調達から既にハードルが高く…鶏もも肉で代用して作るレシピが多いみたいです。

参考サイト:オリーブオイルをひとまわし

8位 Ramen(ラーメン/日本)

今や各国のラーメン好きを次々と虜にして、進化を遂げる日本のラーメンは他国の追随を許しません。私のイタリア人の友人は、あまりに日本のラーメンが好きすぎて来日中90日間毎日ラーメンを食べ続け、ラーメンのことは日本人より詳しく語れるくらい夢中になっていたので「ラーメン野郎」というニックネームを授けたら泣いて喜んでました。

全国のラーメニストはその知識とラーメン愛を試すべく「ラーメン検定」に挑戦できます。なんと名誉会長は林家木久蔵師匠。初級は無料で受けられますのでチャレンジしてみてください。

(ラーメン検定HPより)

7位 Dim sum(点心/香港)

香港に行くと、あちこちでひっくり返るようなおいしい点心が格安で食べられるので最高なのですが、その歴史を辿ってみると点心という飲茶文化が広がったのは香港・広東省式が原点のようです。

中国は広いので、北京風点心・四川風点心・維楊風点心など地域によって特徴があるみたいですが、広東式はその数1千種類もの点心を作り上げたとか。バイタリティすごすぎ中国。

昔、居酒屋のキッチンでバイトしてた時、先輩が中国人の女性でした。気性が荒いものの、手が早くて盛り付けセンスも抜群だったのを思い出しました。怒らせると包丁向けて脅してくるのでトラウマになるくらい怖かったのですが、やっぱり手先は器用でしたね。

(参考サイト:中国点心のお話 /画像:点心アート認定講座)

点心アートの認定講座も存在します。日本人のアレンジ力の見せ所で、点心に可愛さをプラスしてとても可愛いらしいのですが、ちょっと手の込んだキャラ弁に匹敵するくらい細かそうな作業ですね。

6位 Som tam(ソム・タム/タイ)

日本のタイ料理屋でもよくメニューに並ぶこの料理は、タイ中央部で食べられている青パパイヤサラダのソムタムです。ナンプラーにライムの酸味、ピリッときいた唐辛子、暑くて食欲が減退する夏にもぴったりです。

元々はラオスとタイの東北(イサーン)地方のパパイヤサラダが、変化しながらタイを南下していったという説が有効です。(諸説あり)

タイ東北部(イサーン地方)の方言で「ソム」「すっぱい」「タム」「叩く」という意味です。タイでは「クロック」というすり鉢のような用具を使って叩きながら作ることからそんな名前が付いたようです。

シャキシャキとした食感が楽しめるこのサラダ、タイの給食にも出てきます。昔、バンコクの小学校に日本料理レッスンをしたら、全く辛くなくて物足りなかったようで追加でソムタムが副菜として提供されました。その様子を見てちょっとヘコんだ思い出です。

参考サイト:絶品ローカルタイ料理⑥ ソムタム

5位 Pad Thai(パッタイ/タイ)

数ある辛いタイ料理の中でも、救世主的存在のこの一品。パッタイは米粉の麺に野菜や肉などの具材を入れてサッと炒めたタイ風焼きそばです。

甘めの味付けでモチモチの食感にナッツの香ばしい香りとライムでさっぱり食べられるし、何より辛くないので最高ですね。

今やタイの屋台では常連メニューとなったパッタイをここまで広めたのはタイの立憲革命を主導した軍人プレーク・ピブーンソンクラームです。

彼は今までの塩分が多く栄養バランスに偏りがある食事をやめさせ、パッタイを広めることで炭水化物、肉類、野菜、卵、ナッツなどバランスのよい食事をとらせることでタイ人の健康促進を促しました

農家にはパッタイの材料となる野菜の栽培を進め、バンコクの路上でパッタイを販売させるために移動式の調理台車の利用にも一役買って出たことでタイ名物の移動屋台の始まりになったそうです。

参考サイト:歴ログ -世界史専門ブログ

4位 Tom yam goong(トム・ヤム・クン/タイ)

はるか昔から、東南アジア地域の貿易の拠点として、北から南からさまざまなモノが行き来していたタイでは、モノの交流に合わせ食べ物や調味料、食べ方もさまざまな国のものが流入しました。

北部では隣国の中国やミャンマーの影響を受け、東部ではベトナムの、南部ではマレーシアの影響が見られます。またインドやアラブとの交易が盛んになるとそれらの地域のスパイスが流入し、ポルトガルがアジアで勢力を強めていた時にはポルトガル料理にも刺激されています。

タイ料理が世界各国で受け入れられているのは、そんな柔軟で懐深い味わいのおかげかもしれません。

引用:JTB:タイの歴史や特徴をする

世界のおいしい食べ物10位中4つもタイ料理がランクインなんてタイは最強ですね。さすがみんな大好き微笑みの国。

そしてトムヤムクンなんて世界三大スープの一つである超有名料理。100年以上の歴史を持つタイ料理です。もともとは、タイ中央部の川や運河沿いの川エビが豊富にとれる地域の料理から始まったそうです。

パクチーやレモングラス、バイマックルー(日本語でこぶみかんの葉)など、さまざまなハーブやスパイスを使用して作られたスープは「酸味と辛味と甘味」を兼ね備えた「すっぱ辛い」コクのあるスープです。

実は2種類あるトムヤムスープ

①トムヤムクンナムコンナムプリックパオ(チリオイル)とココナッツミルクを使っているので赤く濁っていて濃厚

②トムヤムクンナムサイナムプリックパオ(チリオイル)とココナッツミルクを使っていない透き通ったクリアーなトムヤムスープ

3位 Sushi(寿司/日本)

私が海外旅行から帰って「日本人で良かった」と心底思う瞬間は、新鮮なお寿司を口に入れた瞬間です日本なら1皿100円~からでも十分新鮮でおいしいお寿司が味わえますね。

今や世界の人気食、SUSHIはランキングでもTOP3にランクインしました。寿司愛が止められない方はすし検定でその情熱をぶつけてみるのもアリです。

寿司と言えばちびまるこちゃん界でも神回と言われてるエピソード(11巻)をご存じでしょうか。ぜひ漫画喫茶などでお楽しみください。後世まで語り継ぎたくなる面白さです。

あらすじ

年金が振り込まれた友蔵が「好きなものを買ってやる」と大盤振る舞い。まるこはその言葉を信じ全力でワガママを言うことに。

可愛い孫からねだられたのは、年金でカバーできるか怪しい値段の書いてない高級寿司屋…スーパー金持ち・花輪君の御用達の店だった。

友蔵の運命やいかに!?

2位 Nasi goreng(ナシ・ゴレン/インドネシア)

インドネシアに行くまで、「インドネシア=バリ島=頭に花を付けて、ココナッツに穴開けてストローで飲んで、ナシゴレン食べる」という偏ったイメージを持っていたのは私だけではないはず。

インドネシア語で「ナシ=ご飯」、ゴレン=「炒める」「揚げる」という意味で、ナシゴレンの起源は、中国のチャーハンだと言われており、中国とインドネシアの交易は10世紀頃まで遡ります。

東南アジアではスパイスが豊富でチャーハンをいろいろとアレンジして、ナシゴレンが生まれたそうです。中国系の人々が貿易商人としてインドネシアに住み着き、料理の得意な彼等は現地の料理も変えていったとか。中国すげー。

ナシゴレンの種類はいくつもあり、香辛料の豊富な現地では、これを様々な形に改良し色々なナシゴレンができたようです。

1位 Rendang(ルンダン/インドネシア)

栄えある第1位はインドネシアのルンダンでした!おー、すごい!で、これ何?ランキングでベスト1になるくらいの料理なのに見たことありません。

そして見た目もあまり華やかではないこの食べ物…これは牛肉をココナッツミルクとたっぷりのスパイスでじっくり煮込んだ、伝統的なインドネシアの高級料理です。インドネシアの友達もゴリ押ししてくるくらい人気です。

10種類以上の香辛料を加え、古代より香辛料貿易で栄えたインドネシアだからこそ、スパイスの伝統で生まれた料理みたいですね。

発祥はスマトラ州のパダンですが、現在ではインドネシア全土で親しまれています。

まとめ

どの料理も色んな国の歴史や文化が混ざってますね。トップ10にランクインしている料理はタイ料理と中国料理がいくつも入っていました。これ書いてたらタイ料理食べたくなってきたのでちょっとタイに行ってきます🐟

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【国内初Kindle書籍出版】 海外クラウドソーシングサイトUpwork6年目、月商60万円達成で2021年Kindle出版。多拠点生活・ワーケーション・地方移住を始めたいフリーランスのみなさんと一緒に頑張りたい!Upworkで外貨収入を得るヒントになるnoteメンバーシップを始めました(*^^*)