台湾

【公園で太極拳】どこでやってる?台湾で勝手に参加した体験談

台湾旅行と聞いて思い浮かぶものは何でしょう?小籠包など美味しいものを食べる、買い物をする、そしてまた別の選択肢もありかもしれません。

私が台湾を旅先に選んだ理由は「太極拳がやってみたい」でした。

コロナ禍で自粛が続く中、カンフー映画を見る時間が増えたことで太極拳に対する情熱が蘇っています。同じように太極拳を求めてこのページに来た人もいるのではないでしょうか…!

この記事は、太極拳に興味のある人が気になる内容とおうちでできる太極拳(前編)についてと、私が台湾に行った時に飛び入りで太極拳に参加してきた話(後編)のまとめを書いています。

このページはこんな人向けに書いています

①太極拳に興味があるけど、どんなものかよく知らない人

②台湾ではどんな風に太極拳をやってるのか知りたい人

太極拳とは何ぞ?始める前にさわりだけ知っておこう

Youtube:【中国武術・カンフー基本講座】太極拳とはどんな拳法なのか!より

上記のYoutubeが映像付きで、かなり分かりやすい説明なので使わせていただきました!ジェット・リーかっこいいなぁ。

①意:意識の運動

②気:神経の巡り

③形:手足などの身体部位の運動、内臓の運動

これらと自然の調和、呼吸の連動が太極拳の基本とされています。

長い長い中国4000年の歴史の中では、まだ300年~くらいの太極拳。武器を使わず、柔らかく伸びやかな動きに精神を集中するのが特徴です。

太極拳の基本は「丸」です。体を緩めつつ動きは止めず、呼吸を整え雄大な大河のごとくしなやかなポーズを作っていきます。

太極拳は強いのか?

他の武術のように体を鍛えて臨むのではなく、体の内面の「気」を養って健康を維持するという考えです。戦闘用ではないですね。

しかし、太極拳を表すかっちょいい言葉がいくつかあります。

・柔を以て剛を制す

・小よく大を制す

・相手の力を借りて、相手を打つ

・静を保って動に触れれば、動はあたかも静の如し

剛とは蹴りや突きなどの力を必要とする技ですが、柔は関節や投げを表します。太極拳に使われる力は最小限で、相手の力やスピードを利用して力技を制す。

少林サッカーの映画では、ドーピングして筋肉ゴリゴリになった対戦相手の蹴ったボールをキーパーが力を使って止めようとしたため、当然力の弱い方が吹っ飛ばされてしまいました。

しかし、太極拳の達人・饅頭屋の姉ちゃんは、そのボールの勢いを利用して進む方向を変え、自在に操っていました。相手の力が強ければ強い程、わずかな力で相手にダメージを与えることができるのです。

もう最強じゃない?

白と黒のよく見るマークの意味は?

こちらよく目にするマーク、名前を陰陽太極図と言います。

白=/黒= を表し、この世はこの二つの異なる要素によって分けられているという考え方です。白と黒、光と影、お腹と背中(?)…

しかし、完全に真っ二つではありません。勾玉のような形は陰に限りなく近い陽や、陽に限りなく近い陰もあることを表し、これがグルグル回っています。

さらに丸い玉は陽の中にも陰があり、陰の中には陽が存在する、という何とも奥深い考え方なのです。

太極拳の基本は「丸」と言いましたが、体内の気の巡りを良くし、この陽と陰の循環を表しているのです(諸説あり)

何故人気がある?おうちで太極拳を始める人が増えている理由

①年齢・性別など関係なく、いつでも始められる気軽さ

誰といつ・どこでやっても大丈夫。週1回でも始めやすい太極拳。

②ゆっくりした動作が全身運動になり、足腰や体幹が鍛えられる

片足立ちになることも多く、プルプルしますがばっちり効いてます。

③エンドルフィンが脳に分泌され、ストレス解消になる

終わった後は頭がスッキリ、朝やると清々しい1日を過ごせます。

④他の武術のようにスピード・力を求められず、覚える動きが少ない

あっち行ったりこっち行ったりしないので、自分のペースでできます。

⑤ユニフォームなど必要なく、経済的にも続けやすい

マットもウェアもいらない、自前のTシャツ1枚からスタート。

【実体験】台湾で太極拳にしれっと参加するまで

これは数年前に実際に台湾に行った時の体験です。「太極拳ってどんな感じなのか見てみたい」と思いながら、台湾行きを決行したものです。コロナになった今となっては、こんな気軽に海外に行けてたことが信じられません😢

①早朝6時!太極拳をやっている公園に向かう

台北到着後、ちょうど私の手前で台北市内行きのバスが満員になり、空港で朝まで仮眠を取ることになりました。寝る場所がない…床で寝ることにしました。

ックパックを枕に固い床で3時間程横になり、バスの到着を待ちます。

朝5時、到着した朝一のバスに乗り込み、市内に向かって揺られること1時間、向かった先は中正紀記念堂という蒋介石の像がある人気の観光スポットのようです。

事前に日本で調べてきた情報によると、朝は広場に複数のグループが集まり、太極拳をしているという話を入手したためです。

台北市内に通るMRT、メトロのように便利

バスを降り、台北のメインステーションに到着。

するとそこに突如現れたジャージの集団が急いで目の前を通り過ぎていきます。

( ゚Д゚)!!

これは…きっと太極拳に行くに違いないと勝手に踏んで後を追いかけることにしました。そして辿り着いたのは、やっぱり中正記念堂。

しかし、人の姿が見当たらない。太極拳どこ??確かネットにはここでやってるって書いてあったのに…さっき後を追っかけてきたジャージの集団も見失ってしまいました。

仕方ない、帰るか…と、諦めたところに別の運動着を着た集団が目の前を通り過ぎていきます!

逃がすかっ

すかさずついていきましたが、荷物を背負って真顔で後ろから付いてくる日本人を怪しく思ったのか、一番後ろにいた女の子の冷たい視線が気になります。

そして到着した先はこちら。何だ、みんなこっちでやってたんだ。どうりで中正記念堂にはいないはずだよ…やれやれ、と一安心。

223和平公園

②太極拳をやっている集団を発見、飛び込み参加

時間はすでに朝7時を回っていました。太極拳には絶好の時間のようで、広々とした場所で体操しているおばちゃんのグループを発見。

公園内は広く、数グループが既に各自の踊りや体操を始めていました。

どこがいいかな…目ぼしい集団を物色する私。中国系の音楽に合わせ、華麗に型を決めているおじさんのいるグループにしました。でもどうやって入れてもらおう?

ゆっくり近付き、おじさんに「参加したいです」とアイコンタクトで訴えます。

「いいだろう」と言わんばかりにキリっとした顔で大きく頷いてくれたので、勝手に許可してもらったと解釈し、荷物を置いて列に参加します。

服装は結構ラフたまに動きが速くなる

写真手前のおばちゃんは、一番切れが良く上級者の動きを感じさせていました。

全て見よう見真似ですが、私も音楽に合わせて型を決めていきます。何となく体中の気の流れが良くなったような気がします。そしてこの時は知らなかった、太極拳ってめちゃくちゃゆっくり動くってことを…。

スローモーションのような動きで40分くらい一緒にやったら…完全に飽きました

グループによっては数時間、1時間以内だったり違うようです。この時は特に太極拳とは何か、どういうものでどういう効果があるのか、などはあまり調べていなかったので、参加しただけで満足してしまいました。

また自宅で太極拳を始めた今は、コロナが収まってから再度台湾に太極拳をしに行きたいと思います。

 誰でも始められる!オンラインで学べるプロの極意

①プロの中国武術家から教わるYoutube レッスン

Youtube:太極拳|毎日5分!太極拳【Vol.1】太極拳オンライン|中村げんこう 

プロフィール:◆剣術、槍術、太極拳の世界的な武術家。武術競技選手として世界で40個のメダルを獲得。JOC日本オリンピック委員会強化コーチとしてアスリートの育成にも従事。(HPより)

こんなスゴい猛者から気軽に家でレッスンを受けられる時代に感謝します。台湾まで行って40分で飽きた私にも丁度良い毎日5分のレッスン。朝やってます。

分かりやすい説明と見やすいテロップが人気で、おうちでも太極拳を楽しめます。

②LIVEで太極拳!中国出身・武術のプロに学ぶ

WEBサイト: 徐 言偉 太極拳&カンフー教室より 

プロフィール:◆8歳の頃から父である徐其成のもと中国武術を学び、後、遼寧省武術チームに入る。10代の頃からプロ選手として約5年間、長拳・刀術・棍術・蟷螂拳・蟷螂剣・三節棍・対練などで中国各地の試合に出場し、13歳の時に中国全土のプロフェッショナルの大会にて蟷螂拳優勝を果たすなど、優秀な成績を収める。(HPより)

こちらもすごい経歴をお持ちです。京都を中心に活動されているようですが、オンラインレッスン1回1000円で、体験レッスンはワンコインです。

色々な太極拳の教室を探しましたが、こんなにしっかり教えてもらえて値段も手が届く教室は中々ないので、今がチャンスです。

まとめ

都内の太極拳の教室は、コロナでほとんど対面レッスンからオンラインに切り替わっています。まずはそっちで受けて、慣れてきたら対面が再開された頃に直接教えてもらうのが良いのではないでしょうか。そしてまた海外に行けるようになったら、台湾の公園で参加してみたいですね。いつのことやら!

ABOUT ME
sishamoo
2020.3月 新型コロナウイルス蔓延のため、失業中。オンライン旅行にハマり、毎週3秒で家から海外に出かけています。 オンライン旅行記を投稿中。