日々プラットフォームも運営も進化しているUpwork。フリーランスが新規クライアントをゲットする一番の近道はプロフィールを充実させて信頼性をUPすること。色々な方法がありますが…その方法の一つとしてスキルバッジを表示させるのも有効です。
私が最近体験した、招待制スキルアセスメントについてシェアします。過去に受けた人いますか?
採用率⤴⤴!Upworkで推奨しているスキルテスト
2019年より従来のスキルテスト機能を廃止
(Upwork公式HPより)
今までUpworkって、フリーランスの任意で色々なスキルテストを設けていたんですよ。英語⇒各言語への翻訳スキルだったり、ウェブやデータベース、WordPressの使い方スキルなどがあり、それぞれ一定のスコアをクリアすればプロフィールに認定スキルバッジが付くようになっていました。
しかし、合格したフリーランス達によってネットで簡単に回答が拡散されてしまい、実際のスキルに見合わないままスキルバッジをゲットする人が多発。
Upwork側でも、本当に大切なのはクライアントからの実際のフィードバック、プロフィールの充実度、スキルテストの方法を変更することだという判断になり、2019年に全て廃止となりました。(初心者専用のUpwork Readyness testは残っています)
新スキルテストのリリース!Upworkからの招待制
そんなわけで、新しい方法でスキルテストが開始されました。画像は実際に私が最近もらったスキルバッジです。現段階ではテストのカテゴリや参加方法も限られていて、UpworkからInviatioinをもらえれば参加可能になっています。
<現在公式から公開されているスキルテストの種類>
1.Web, Mobile & Software Development
- Android, Java
- Android, Kotlin
- C#, Desktop Software Development
- C++, Desktop Software Development
- iOS, Objective-C
- iOS, Swift
- Java, Back-end Development
- JavaScript, Back-end Development
- JavaScript, Front-end Development
- PHP, Back-end Development
- Python, Back-end Development
- Ruby, Back-end Development
2.Design & Creative
- 2D Animation
- 3D Animation
- 3D Modeling
- Art Direction
- Brand Identity
- Cartooning
- Creative Direction
- Editorial Design
- Graphic Design
- Illustration
- Image Editing
- Motion Graphics
- Presentation Design
- User Experience Design
- User Interface Design
- Video Editing
- Videography
テストの対象になっているのは、より専門的な技術が必要で情報やツールのアップデートも頻繁なウェブ・ソフトウェア開発系デザイン系のみです。今後も他のカテゴリが増える見込みだそうです。
確かにこの2種類の仕事は、何年経ってもUpworkでよく募集がかかっています。クライアントの需要も多いため、よりレベルの高いサービスを提供できるフリーランスとして、スキルバッジを獲得して自分をアピールするチャンスになりますよね。
どんなメールが来る?アセスメント合格までの流れ
では、ついこないだ私が受けた手順を忘れないうちに書き残しておきます。新スキル、おそらく3番目のカテゴリで「カスタマーサービス」です。まだUpworkのHPの情報が更新されていないので、これから追加されるかもしれません。
①Upworのチャットに通知が届く
ある日いきなりメールが飛んできました。「この度新しいスキルカテゴリ・カスタマーサービスがリリースされたので受けてみませんか?」という内容です。
実際の生活に基づいたシナリオの質問に20問回答すればOKのようで、受かれば40Connectsボーナスくれるって書いてあるの見たら…もちろんやるっしょ!ってことで “Apply now for Certification” からアセスメント受験を申し込みました。むしろそこだけしか読んでません。笑
②メールアドレスにアセスメントの詳細が届く
Adafaceって名前の会社からメールが届きました。本社がシンガポールにあり、企業と提携して様々なオンラインアセスメントサービスを提供している会社のようです。Upworkとも提携してるのかな。
メールのリンクをクリックしたら始まっちゃいます。アセスメントの詳細は公開されてなく、何かを事前に勉強することはできません…ので腹をくくったらスタート。
③アセスメントスタート!チャットボットとにらめっこ
問題も回答も全てチャットボックスにタイピングする形で進んでいきます。AdafaceのHPによるとフレンドリーなAIらしい…確かに絵文字とか使ってくれるしフレンドリー感ある!
アセスメントが始まると、他のブラウザをクリックすることが出来なくなります。なので、ウェブ上でのカンニングは難しい。(決してしようとしたわけではありません…)しかも、1問ごとに秒単位でカウントダウンしてくるので、ちょっと圧かけてきます。
今回の内容はカスタマーサービスなので、お店や会社内のから一番適切な対応を4択で選ぶ、というものでした。数問長文もあり、回答時間が過ぎると延長させてくれます…優しい。難易度はUpworkでクライアントとやり取りしてる方なら全員パス出来るレベルだと思います。
④翌日判定結果がメールに届く
合格しました!特に点数も基準も何も知らされてないけど、合格したようです。
このバッジがプロフィールに付くメリットは、報酬の金額が高いクライアントの案件に優先してもらえること。実際に採用されるかはまた別です。しかし、アピールするチャンスが広がったので受ける価値はアリます。
そういえば、最近Invitationの数増えてない?プロフィールのView数多くない?と、何となく感じてましたが、スキルバッジの効果は出ているようです。ありがたや。
アセスメントに参加するには?今できること
現在は受験希望を出すことは不可で、Upworkからの招待を待つしかないようです。しかし、今後フリーランスがアセスメントの参加条件を満たし、招待が届くまでに出来ることをUpworkが載せています。
For the best chance of being invited in the future, we suggest you achieve a solid reputation, keep a complete and up-to-date profile that is not set to private, and maintain an active Upwork account in good standing.
・クライアントから安定した評価をもらう
・最新のプロフィールに更新する
・プロフィールをPrivateに設定しない(他の人からは見えず、自分だけが見えている設定)
・Upworkのアカウントをアクティブに保つ
私が招待をもらった時期は、ちょうどこんなことを集中して試していた時でした。
・毎日ログインして、案件フィードのチェック
・プロフィールを最新のものに更新
・隙あらばすぐProposalを送信
・Invitationの返信を24時間以内にする(Response rateが上がる)
・ずっと閉じてなかった案件をクローズにする(JSSが上がる)..etc
Upworkにもアルゴリズムがあるので、日々のこういうデータが積み重なり「よし、コイツなら招待してやってもいいか!」と思ってもらえたのかもしれません。
今後招待メールが届いてアセスメントに受かった方、教えていただければワイン持ってSNSに直接お祝いに駆け付けます!みんなで頑張りましょう☺