世界の料理・ひとり旅

【40位~31位】人生で死ぬ前に食べたいものとは?ランキングベスト50

世界って広いから全然見たことも聞いたこともない物食べてるんだろうな…と最初は思っていましたが、色んな国に行ってみると「実は他の国の人たちも食べてる食材はそんなに変わらない」ということに気付きます。

特にじゃがいも、卵、バナナはどこに行ってもあるし、見た目も変わらず安心できる味です。調理法はその地域の気候が食文化にも影響し、世界の人たちの食べている物を知るとその国の歴史も見えてきます。

後悔したくない人だけ見てください!50位~41位まではこちら

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死ぬ前に食べたいものとは?世界のおいしいもの

40位 Bibimbap(ビビンパ/韓国)

韓国料理や行くと注文率の高い石焼きビビンパ。この熱々の器におこげができるのがたまらないのですが、調べてみるとこのスタイルは日本で始まったという説が濃厚でびっくりしました。

日本人はおかずをご飯に乗せて食べる「乗せ丼」スタイルが好きなので、全ての具材をスプーンでかき混ぜて食べる焼かないビビンパスタイルは、お行儀が悪いって思われていたようです。しかし、おこげ好きな日本人にとって熱々の器でおこげを作って楽しむ石焼きスタイルがヒット

焼きおにぎりとか魚の網焼きとか、私たちは香ばしい食べ物好きな傾向ありますよね。

39位 Masala dosa(マサラドーサ/インド)

インド人の性格と同じで、辛い、甘い、油っぽいなど振り切った味付けが多いインド料理。中々万人受けする一品は無さそうだと思いきやコレがありました。

インドに行くたび下痢で悶絶していた私でも食べられるし、このペラペラした料理だけは声を大にして言えます。「ドーサって美味しいよ!」発祥は南インドですが、北インドでも朝食の時間になると鉄板でドーサを焼き始める屋台を見かけます。

材料は米と豆を発酵させて焼いた卵無しのクレープみたいなもので、付け合わせのソースに浸して食べます。何が良いって、カレーのように外国人の弱った胃腸を刺激するスパイスがあまり使われてないのが良いですね。食感はパリパリ、ソース別添え、加熱済で衛生的にも安心…。

ランクインしているマサラ・ドーサはクレープ生地の間に潰したジャガイモ(カレー味)を挟んだものです。屋台によって味付けや生地の巻き方が違うので、南インドで自分のお気に入りのドーサ屋が見つかるまで通い詰めたりするのが好きでした。

家で作るのは難しいため、インド動画で人気のYoutuber・坪和さんの動画でマサラ・ドーサの作り方を見てインドを感じてみてください。

(動画:今日ヤバイ奴に会った より 1:30秒)

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38位 Warm brownie and vanilla ice cream(温かいブラウニーとアイス/全世界)

ブラウニーの名前の由来は、スコットランドをはじめ西洋に伝わる伝説上の妖精だといわれています。全体が茶色っぽいその容姿からブラウニー(茶色いやつ)と呼ばれるようになったとか。じつはこのブラウニーは民家に住み着いて、夜中にこっそりと家事をしたり、人の手助けをするえらい妖精なのだそうです。

参考記事:小麦粉のおはなし”小麦粉に関わる話題”

ブラウニーってそんな頻繁に口にする物じゃないですが、焼き立ての温かくてほろ苦いチョコレート生地と冷たいバニラアイスを一緒に食べるなんて、もう考えただけで口の中が美味しいですね。

学生の時にアメリカに留学したことがあって、女の子が何かとイベントがある度にブラウニーばっかり作ってた思い出があります。忘れられないのは寮の仲良い女の子の家(仮名メリッサ)に8人くらいで泊まりに行ったこの話。

メ「今日はみんなで夕飯作って食べよう!」 

私「ご飯って何作るの?」

メ「ブラウニーだよ!美味しいし!」

私「ブ…え?( ゚д゚)」

ブラウニーは腹の足しにならんだろ…カルチャーショックで声が出ませんでした。きっとみんな若かったからかな。そうだと思いたい。でもブラウニーは飯の代わりにはならん。

37位 Potato chips(ポテトチップス/アメリカ)

ポテトチップスって無性に食べたくなる時ありませんか?私は買い置きすると食べ切ってしまうので「ポテトチップスを食べないといけない」症状が出たら買うことにしています。

アメリカに行くとスーパーのチップスコーナーには、1列ズラッとチップスのみが並ぶ程の充実ぶり(しかも1袋がでかい)で、自宅の食糧庫に何袋もストックしている家庭も少なくありません。

季節ごとに違う新製品が出る日本のポテトチップスも海外で人気です。個人的にポテトチップスは買うに限る。何と言ってもこれは企業努力の賜物…数百円でこんなに美味しい物が食べられる時代で良かった。

36位 Moo nam tok(ムー・ナムトック/タイ)

タイ料理の中でもあまり聞きなれないこの料理、実はNetflixで配信中の「孤独のグルメ」に登場したくらいクセになる一品です。

タイの東北地方イサーンの豚焼肉とハーブのサラダで、ちょっと辛めの味付けとミントの香り、ナンプラーの酸味、一緒に食べるもち米との相性も抜群。タイ在住の日本人からも絶大な人気を誇ります。

あの乾麺パスタでもお馴染み「ママ―」からもインスタント袋めん「ムー・ナムトック」味が発売されているので、アジアンマーケットなどに行く機会があれば見つかるかもしれません。

35位 Neapolitan pizza(ナポリピザ/イタリア)

トマトソースとモッツァレアとバジルを生地に乗せて焼いただけなのに…こんなおいしい「ピザ」っていう食べ物を作ったイタリアって天才。と、ピザを食べる度に思っていました。

その歴史を遡ると、実は小麦粉と水をこねた生地を石窯で焼くピザのアイデアはエジプトが最初だったそうです。これがイタリアに伝わり、南イタリアで栽培されていたトマトが上に乗っかって、水牛の乳からできたモッツァレラチーズがついて、バジルもついて瞬く間にナポリで大人気になりました。

そしてナポリピッツァの伝統技術を絶やさず後世に繋げるため、イタリア発「真のナポリピッツァ協会」というサイトがあります。ここの国際ガイドラインはまさに秘伝の書。その黄金ルールの一部がこちらです。

「真のナポリピッツァ」とは…
円形で、その直径は35cmを越えてはならない。
「コルニチョーネ(ピザの耳)」は1~2cm で均一にふくらみを帯びており、気泡や焼け焦げのないきつね色でなくてはならない。
原料の均一な調理に影響するのでオイルは調理段階の前に加えられなければならない。
焼成は天板などを使用せずに直接窯の床面(炉床)で行われなくてはならない。
ふっくらと柔らかく、しなやかで、本のような形にたやすく折り曲げることが出来なくてはならない。

引用:真のナポリピッツァ協会より 

34位 Shrimp dumpling(エビシュウマイ/香港)

「香港の人の食のこだわりはエグい」と香港の男性と結婚した友達が言っておりました。まぁ家庭の諸事情は人によるかもしれませんが、確かに香港で食べた数々の点心は衝撃のおいしさでした。

海老シュウマイのエビはぷりっぷりのぶりぶりで、香港人の中でも人気が高く私がエビだったらエビ冥利に尽きる一品です。他にもエビたちは、ワンタンや肉まんの餡、蒸し餃子などでも「はい、私ココにいます!」って感じで登場頻度も多く、香港の点心の中でも存在感を発揮しています。

33位 Seafood paella(シーフードパエリア/スペイン)

イタリアがピザならこっちはパエリア!両国どちらもプライドを持った国民食で譲れない一品です。ムール貝や色んな野菜で彩られて日本でもすっかりパーティ飯の定番になりつつあるパエリアは、元は休日のお母さんを休めるための豪快な「男の料理」だったと言います。

スペイン東部の米どころで有名なバレンシアには野菜も魚介も豊富。しかし王道のパエリア・バレンシアーナはウサギの肉やさやえんどう、カタツムリ(食用)など山の恵みを使って作ります。

この料理って平たい鍋で大量に作ってみんなで楽しくワイワイ食べるものであって、1皿ずつ個人に作って出すものではないそうです。以前、スペインでパエリアを頼もうとしたら「No, 1人前では作らない」と何度も断られてしまいました。その後、宿で他の人を誘ってオーダーに成功。

日本だとしっかりご飯が炊いてあるけど、スペインのは米を煮るので固めで味がしっかりついていました。バレンシアの料理教室にも行ったので時間がある時に記事を書いて紹介します。

パエリアをこよなく愛する人には、全日本パエリア連盟主催の「パエリア検定」なるものがあるので、筆記・実技にパスすればパエリアマスターを名乗れます。

パエリア検定公式HP:https://www.paellamania.com/paellakentei

32位 Lobster(ロブスター/全世界)

見るからに強そうなロブスター。カナダやアメリカの東海岸でよく採れるため、毎年ロブスター祭りが開催される程の名物です。祭り好きとしては、いつか参加したいリストに入れておかないと…。

身は弾力があって、濃厚で価格も伊勢エビより安く手に入ります。日本ではあまり食べる機会がないので、本当に食べたい人は通販で購入するそうです。

出来れば現地に行くことがあれば、安く買って新鮮なまま食べてみたいな~とかコロナ落ち着いたらお店で食べたいな~っていうのが本音です。

31位 Fried chicken(フライドチキン/アメリカ)

鶏肉ってかなり貢献度の高い食材の一つだと思います。身の部分はもちろんどんな調理法にも合うし、レバーなどの内臓は炒め物になり骨は鶏ガラスープに、軟骨だって揚げれば立派なおつまみに早変わり。

中でも「揚げた鶏肉」というのは多くの人を魅了し、日本でも居酒屋やクリスマスの定番メニュー、アメリカでは国を代表する国民に愛される料理となりました。それに一役買ったのがKFCですね。

アメリカでは黒人の食文化とは切り離して語れないフライドチキン。奴隷時代の白人の元で働く黒人料理人たちは、骨が多く料理に使われないもも肉や手羽先を血抜きし、香辛料で臭みを消し、残った粉をまぶしてからラードでじっくり揚げて食事を取ったと言われています。

今や誰もが好きなフライドチキンです。ちなみに日本では「揚げた鶏」=「唐揚げ」になりますよね?この2つは似てますが、日本唐揚げ協会によると違いはこうなっています。味付けをしてるかしてないかの差みたいですね。

フライドチキン
鶏肉にハーブやスパイスで洋風の調味をした小麦粉をまぶして、油で揚げた料理

唐揚げ
肉に味を染み込ませて小麦粉をはたいて揚げた料理

参考記事:ブラックカルチャー★Chicago Insider /日本唐揚げ協会公式HP:http://karaage.ne.jp/

まとめ

このテーマで書き出してみたら、先が長くて最初はちょっと後悔しましたが、段々まとめるのに慣れてきました。自分の勉強にもなって良いかと言い聞かせています。

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