個人旅行のコツ

【お腹を壊す】これで病気になりました!海外旅行で苦しんだ人の体験談7選①

海外旅行での楽しみの一つと言ったら現地の食事。地元の人に混じって屋台で食べる…旅先でこんなに面白い体験はありません。
しかし傷んだ食材を口にしたり、不衛生な場所で食事をしたリスクは大きく、数日数~数週間トイレとお友達地獄が待っています。

どんな物や場所で食べてお腹が痛くなったか、私の体験談をご紹介します。

海外旅行中の食事に関わるウイルス・病気

引用:首相官邸感染症・海外での感染症対策https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/index.html

①腸チフス(Salmonella Typhi)

症状:感染後、1~3週間は症状がなく、高熱、頭痛、全身のだるさ、胸や背中、腹の淡いピンク色の発疹が高熱時に数時間現れます。

熱が高い割に脈が遅いのが特徴的です。

感染経路感染したヒトの糞尿に汚染された水、氷、食材を介して感染します。

②A型肝炎(Hepatitis A)

症状:ウイルスに感染し、2~7週間の潜伏期間の後に、急な発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気や嘔吐が見られ、数日後には黄疸(皮膚や目の白い部分が黄色くなること)が現れます。

感染経路糞便から排泄されたウイルスが人の手を介して、水や氷、野菜や果物、魚介類を経て口に入ることで感染します。

③アメーバ赤痢(Amebiasis)

症状:病原体を摂取して通常2~4週(幅数日~数年)で、下痢、粘血便、しぶり腹、排便時の下腹部痛や不快感などの症状を起こします。典型的な例ではイチゴゼリー状の粘血便が見られます。

感染経路感染した人が排泄する便中の赤痢アメ-バに汚染された水や氷、野菜や果物、肉類を生で食べることによって感染します。

④カンピロバクター感染症(Campylobacteriosis)

症状:感染して2日間~4日間の潜伏期間の後に下痢、腹痛、発熱、悪心と嘔吐が見られます。

感染経路:カンピロバクターに汚染された水や食料を摂取することにより感染します。特に調理不十分の鶏肉や、生の鶏肉によって汚染された食品を食べたり、殺菌されていないミルクを飲むことにより感染します。
この細菌は動物の腸に存在するので、動物との接触により感染の可能性もあります。

⑤サルモネラ感染症(Salmonella infection)

症状:感染して12時間から72時間の潜伏期間の後に下痢、腹痛、発熱などが見られます。

感染経路サルモネラ菌に汚染された水や食料(特に卵)を摂取すること、または不十分な加熱(特に鶏肉)により感染します。

腹痛のもと!衛生状態があやしい要因リスト

①水(氷)が汚い
②調理してる人の手が汚い
③食材が古い
④調理器具・食器が汚い
⑤油が古い
⑥調理している場所が汚い
⑦食材の常温放置

①水(氷)が汚い

体験談

カンボジアのアンコールワット遺跡を観光していた時の話。
日の出が遺跡の間に昇る様子を楽しむサンライズツアーに参加していた。暗闇の中、朝ご飯も食べずに太陽が昇るのを待っていたのでお腹が空いていた。

そこへジュース屋の息子が、手売りで観光客にスムージーを売り歩いているのが目に入った。

お腹が空いていて、すっかり水だの氷だのは忘れて買って飲んでしまった。買ったものはドラゴンフルーツスムージーで、がっつり氷が入っていた割にはぬるいし、種ごと粉砕されていてジャリジャリしていてあまり美味しくないな…と思いながら飲み干してしまった。

そして数時間後、バスに乗って移動していたら急激な腹痛に襲われた。車内には地元の人が沢山乗り込んでいて、動くスペースも無い…しかし、冷や汗と真っすぐ立っていられない激痛と、猛烈な吐き気を感じ、目的地に着くまで目の前に立ってるおっさんに吐いてしまわないように必死だった。

何が悪かったか…?この日口にした物は…あのスムージーだった。

中腰で冷や汗びっしょり、このおかしな様子の日本人に車内が気付き、誰かがドライバーに伝えてくれたようだ。「ニホンジン!ガンバッテ!」とドライバーが運転しながら声をかけてくれ、おもむろに音楽がかかり始めた。

選曲はきゃりーぱみゅぱみゅ。これを聞きながら目的地まで耐えろと言っている、と近くにいた英語のできる人が教えてくれた。

そんなことよりトイレに寄ってくれ…爆音で流れる軽快なテンポの曲を聞きながら腹痛に耐える地獄のような1時間後、目的地に到着し、速攻吐いた。

予防方法:氷無しで頼む、そもそも生の果物・ジュースは飲まないようにしましょう。しかし、旅の楽しみが半減します。

②調理してる人の手が汚い

体験談

インドのプシュカルにあった屋台のご飯を食べた時の話。

インドには、お米を平たくして乾燥させたお米フレークのポハという食べ物があり、安いので(15円くらい)たまにお腹が空いた時に買っていた。ある朝、いつも通っているおじさんの所でポハを買って食べてから宿に戻った。

しかし、夜、あまりの吐き気と腹痛で悶絶しながらトイレに駆み、そこから1週間どこにも出かけず、トイレで体から悪い菌を出すだけの地獄の毎日が続いた。苦しい…もうベッドからトイレまでの距離がつらいからここで寝よう。いつでも行けるように宿のトイレの横で寝ていた。数日後、ようやく外を歩けるようになった頃、おじさんの屋台を通りかかったら信じがたい光景を目にしてしまった。

おじさんの屋台の周りにはいつも牛が1匹寝ている。その牛の尻尾を素手で掴み、人のいない場所にのっそり移動させていた。そして何とそのまま屋台に戻りポハの味付けを始めたのだった。味付けというか、大皿にスパイスと大量のポハを素手で豪快に混ぜて味を均一にさせている様子。混ざり具合に納得したら、そのまま素手でお皿に盛って並べていた。

もちろん牛に触ってから手は一度も洗っていない。健康の人の手にも黄色ブドウ球菌は30%いると言われているし、牛の尻尾には排泄物だって付いていたかもしれない

おっさん、あの手慣れた感じはいつもやってるな…そりゃお腹も壊す訳だ。

予防方法:比較的観光客の多い店で食事をしましょう。しかし完全に安全ではありません。

③食材が古い

体験談

ネパールでトレッキングした時の話。これがお腹壊す系で一番つらい思い出だった。ポカラという湖畔の町からアンナプルナのベースキャンプまでは沢山ツアーがあり、ガイドを付けて登る観光客が多い。

私も1泊2日のツアーを取り、ネパール人のガイドと一緒に5時間程かけて何とか到着した。そこで登山者はみんな一泊するため、夕食も同じ場所で食べることになる。メニューはネパール料理から観光客向けのピザやパスタなども充実していた。この国に来てから2週間、毎日ネパール料理を食べていたのでたまには味変をしたいと思い、野菜ピザを注文した。

山の上の宿泊施設なので、食堂はそんなに広くない。一度に数十人ものオーダーが入り調理場はめちゃくちゃ忙しそうだった。でも、久しぶりにピザが食べられるなら…!とウキウキしながら待っていた。そして30分後、頼んだピザがやってきた。

ん?よく見たら想像していたのとちょっと違うピザ生地はパンケーキみたいな生地でまだ生だし、上にはキャベツのざく切りが散らされ、チーズが適当にかかっていた。

「確かピザってこんな感じだったよね…?」1回しか食べたことない人が、思い出しながら作っているようなピザだった。

まあ味はピザに近ければいいや…と食べ始めるが、口の中で違和感。かなりの酸味と何とも言えないクセの強い味…チーズ好きでなくても分かる、これはチーズが、傷んでいる気になったが他に食べる物が無いのでチーズを全部どかして食べてしまった。
夕食後はすることも無いので、もう休むことにした。明日の4時には起きて日の出を見ることになっていた。
しかし、その数時間後、猛烈な吐き気に襲われ、先程食べた物も全部出してしまった。そこからは果てしなく続く下痢と嘔吐でネパールの素晴らしい星空を窓からチラ見しつつ、ひたすら吐いて長い夜が明けるのを待った。ベッドもカビ臭くて、腕を広げて横になれず隅っこで丸まって吐き気と戦っていた。そして約束の朝4時、ガイドが起こしに部屋まで来てくれた。

もうここまで来たから意地でも朝日は見ていきたい。這っていきながら屋上まで登り、お腹をかばうように中腰で日の出を待った。ゆっくりと太陽の光が山肌に差し込んでいく…ああ綺麗、でも気持ち悪い。少しでも首の角度を上げたらその場で全て我慢しているものが出てきそうだった。
ガイドも一生懸命説明してくれている。

ガ「あれがアンナプルナ、あれがマナスル、あれが…「ごめん、ちょっとトイレ!」

正直何も頭に入ってこない。今この一瞬を、周りで朝日を見に来ている人たちの思い出を壊さないように必死に吐き気に耐え抜くことに全神経を集中させていた。乳製品などタンパク質の食中毒は酷いって誰かが言ってた…。当然朝食も食べれず、苦しみ悶えながら何とか下山してこの次に行くインドまで持ち越しとなってしまった。

予防方法:周りの人が食べている人気のメニューの方が、新しい食材が回っている可能性が高いので周りと同じ物を注文しましょう。あとは運です。

長いので続きは次の記事に分けます。

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sishamoo
旅に出た時、他の旅人の情報を元に行先の参考にする人は多いはず。次に旅する誰かのために繋げるサイトを目指して残します。 2020.3月 新型コロナウイルス蔓延のため、失業中。しばらくはコロナ自粛を乗り切るための活路を見つけるサイトになります。インドが好きなのでインドのちょっと変わったニュースを紹介中。