台湾で夕暮れの景色で有名どころと言えば九份(ジュフェン)。場所は台湾北部、台北県瑞芳鎮にある山あいの町です。台北に来る日本人が間違いなく足を運ぶであろう場所です。
①千と千尋の神隠しのモデル!九份へ
MRT忠孝復興駅からバスに乗って1時間ちょっとかけて到着。写真は入口です。入る気を無くすような混み具合ですが、インドに比べたら全然なのでこのまま進みます。有名なランタンが飾ってある景色まではこの細い道が続きます。


両脇にはずらっと食べ物やお土産のお店が並び、思わず寄り道したくなります。九份の名物といえば、芋圓というタロ芋の粉を練った使ったお団子。日本人の舌に合う上品な甘さで、お団子もモチモチしてて美味しい!らしい。
お腹いっぱいで食べられませんでした。激混みの中、私のすぐ後ろで食べてた人がそう言っていたのが聴こえました。



お土産も可愛いのが多いです。

台湾でも旧正月に近づくと、金柑が出回ります。ソースにしたり、お茶に果汁を搾って入れたりして好まれてるようです。金柑ソースのお茶は甘くて、あったまるしまた飲みたいなと思うくらい美味しいです。

長い小道を抜けるとそこは…

さらなる人だかりでした。
実は日本人の団体ツアーご一行様も何グループか混じっており、みんなもれなくここを回るようになっているため、同じ時間に集まってしまうのでした。聞こえてくる言葉はほとんど日本語です。帰国したのかと思うくらい日本語です。

②湯婆婆の屋敷のモデル「阿妹茶酒館(アーメイチャージウグァン)」



混んでて中々進みませんでしたが、色んなポストカードで見る場所に到着。ちょっと雰囲気あって良い。しかし、見たいのは夕暮れの景色で現在まだ13時です。夕方から来る人が多いと予想して、早めに来たのですがちょっと早過ぎました。
せっかく来たから夜のライトアップまでいたいので、日の入りまで5時間弱待機にしました。
周りを1時間程散歩してみましたが、お店が並んでいたりみんなが写真を撮ってる場所って、有名なお茶屋さんの周りや入り口からの細い道で、そんなに広くないです。よって4時間はその場で待機し、人間観察の時間としました。


夕方17時、ようやく赤提灯に光が灯り始めました。やはり15時過ぎからライトアップを見たい人があの細い道に溢れてしまい大渋滞になっています。この写真はお茶屋さんの相向かいのレストランから撮りました。

そして夜、とても幻想的な雰囲気の景色に変わりました。綺麗です。5時間待ったかいがあった。これから行く方は計画的に行くとは思いますが、早く行ってもやることはありませんのでお気を付けください。
帰りはタクシー相乗りで帰ろうと、近くにいた女性2人組に中国語で話しかけたら「あ、日本人です」って言われました。旅でよくあるこのやり取り。良い人達で仲良く相乗りさせてもらいました。
・MRT忠孝復興駅からバスに乗って1時間
・夕暮れの時間は入り口付近の道が細くて混むので、少し早めに到着しておく
・写真はお茶屋さんの相向かいのレストランからが良い