キムチって発酵までにかなり時間がかかりますが、水キムチだと数日で出来上がります。つけ汁ごとグビグビ飲み干すのが血管にも腸にも効果てきめん、健康になっちゃうらしいのです。
そこで、みんな大好きなヤクルトを使うレシピがおいしいとの噂を聞きつけ作ってみました。
材料これだけ?手作りクラフトコーラキットで完全再現
水キムチの乳酸菌がえぐいので健康になれる
植物性の乳酸菌が腸まで届く韓国のおしんこ:水キムチ
<材料>
☆お好きな野菜:300g
☆塩(野菜塩もみ用):分量外
・しょうが:1かけ(千切り)
・鷹の爪:1本(輪切り)
・だし昆布:5cm
・塩こうじ:大さじ3
・ヤクルト(または甘酒):60g
★米のとぎ汁(または上新粉を水で溶いたもの):500ml
・酢:大さじ2
①★をお湯にかけ、沸騰したら火を止めて冷ます
②☆を塩もみし、水気が出たらサッと絞る
③残りの調味料を①に入れて、冷蔵庫に入れる
(夏場は1日~2日、冬場は2日~3日で発酵が始まる)
Youtubeで見つけたこの方のレシピも作りやすそう+動画が見やすいのでピックアップしました。レモン入れてもさっぱりしていいかもね。
(Youtube:最強の発酵食品 水キムチのつくりかた 물김치 ドンチミ 韓国料理 レシピより)
水キムチを食べるとこんな良いことが起こる
注目すべきは発酵時に増える乳酸菌による整腸作用です。1gあたりに含まれる乳酸菌はぬか漬けが1600万個ですが、水キムチは驚異の3億個です。もう、ぬか床漬けてる場合じゃないですね。
水キムチにお世話になり始めて腸が整ってくると、他にも色んな良いことが起こるのでリストアップしてみました。
<水キムチ食べると体験できる嬉しいこと>
・免疫力が上がる
・肌がキレイになる
・代謝が上がる
・便秘が改善される
・コレステロール値の低下
・生活習慣病の予防…etc
さらに作るのもかんたん、発酵に時間もかからない、乳酸菌3億個…と耳を疑うようなメリットしかないので一度作ってみて損はありません。
乳酸菌はどこからやってくる?材料にヒミツあり
乳酸菌:ブドウ糖を原料として多くの乳酸を生成する細菌の総称
乳酸菌の種類は植物性(野菜や果物の皮などに付着)と動物性(ヨーグルトやチーズなどに付着)の二種類あり、水キムチは植物性乳酸菌です。
材料に使う野菜に付いている乳酸菌が米のとぎ汁やリンゴの糖分をエサにして、あっという間に増殖します。さらに熱にも酸にも強いのが特徴で「生きたまま腸に届く」ってやつになります。
今回はヤクルトを使うので、調べてみると…1本に乳酸菌が400億個入ってました。あれ、水キムチ食べるよりヤクルト飲んでる方が体に良くない!?
とにかく、発酵した水キムチの汁にもかなり乳酸菌が含まれているので、ヤクルトの分も合わせて数百億個分。グビグビ汁ごとおいしくいただくのが良さそうです。
参考:ヤクルト公式HP
植物乳酸菌のパイオニア Baiotech Japan
コロナが明けた!ソウルの手作りキムチ教室に行こう
こちらは普通のキムチの作り方ですが、コロナ前に体験した手作りキムチ教室のまとめです。しばらくコロナ禍で販売中止でしたが、嬉しいことにまた体験教室再開しました✨
数時間でキムチについて色々学べるのでソウルに旅行する時はぜひ参加してみてください🐟
ツアー再開につき、予約受付中!
(実は左利きが多い韓国。包丁の向きもそうなっているのがチラホラ)
料理教室名 | Soul Kimchi Academy |
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予約はこちら | ソウル・キムチアカデミー日帰り体験教室 |
実習時間 | 2時間(日本語サポートあり) 10:00-13:00 |
最低人数 | 一人からOK |
値段 | $26(3180円くらい) |
支払い方法 | 事前にクレジットカードまたはPaypal |
メリット①子どもと一緒に参加できる
この教室、レッスン前に好きなチマチョゴリを着て写真撮影(セルフィー)ができます。さらにチマチョゴリ風エプロンを付けて調理する(つけなくてもOK)のが人気で、色んな国からお友達同士や家族連れが数組来ていました。
観光客はね、こういうのやっぱり嬉しいです。
メリット②作ったキムチを持ち帰って日本で楽しむ
完成したキムチは発酵が必要なので、作ってすぐは食べられません。出来たものは真空パックに入れて、日本で完成を待ちます。
帰国するまで楽しみが続きます。
①キムチ作り開始!チマチョゴリのエプロンで気分を上げる
申し込むとメールで事前に集合時間と地図が送られてきます。それを頼りに教室まで向かいます。一人ずつ白菜やネギ、調味料がキレイにセットされた大きな調理台のある部屋に来ました。
調理前に好きなチマチョゴリを着て撮影し、チマチョゴリ風エプロンを付けて、全員揃うのを待ちます。子どもたちのエプロン姿が可愛いすぎてみんなメロメロです。
(先生の調理台に用意されている韓国産の白菜)
全員揃ったところでキムチ作り10年のベテラン先生と謎のアシスタント女性が登場し、レッスンの説明が始まります。先生は日本語が話せないので、アシスタントの方が隣にやってきて(何故か)私に内容を日本語で耳打ちしてくれるスタイルです。
日本の白菜と違って韓国産の白菜は、水分量が少ないため調味料の旨みが凝縮されるという話でした。
②一緒に漬ける野菜をカット
まずは大根を約2mmの厚さ、小ネギ・ニラを約3cmにカットします。
③切った野菜に調味料を加える
塩(粒が大きいもの)・砂糖、キムチのり(上新粉と水を混ぜたもの)、アミエビ塩辛です。キムチのりは味が馴染みやすいように、一緒に刷り込んでいきます。
アシスタントさんの力強い翻訳を(耳打ちで)聞きながらやってるので、私だけみんなより半テンポ遅れてますが何とかついていけました。
④唐辛子を加えて辛みを調整する
唐辛子を上からぶっかけます。辛くしたい人は、ここで自分の好みに調整します。私は少なめにかけていたらアシスタントの人が見に来てくれました。
アシスタント:出来ましたか?
私:はい、これでいいですか?
アシスタント:少なすぎマス。
私:ああっ!!ちょ、ちょっと待って…( ゚Д゚)
バッバッと手づかみで2回程追い辛子されました。このキムチめっちゃ辛くなっちゃうんですけど…とりあえず大根に絡めて味を馴染ませます。
⑤味付けした野菜を白菜の葉の隙間に詰める
味が均等になるように、1枚ずつ葉と葉の間に重ねます。この辺りの工程まで来るとすでに子どもたちはもう飽きてます。大人たちだけで一生懸命、大根を詰めました。
⑥中身が出ないように外側の葉でまとめる
ここまで来たら工程は後少し。キムチ作りはここがハイライトのようです。白菜をこう高く持って…
こうします。はい完成!このまま真空パックに入れて日本まで持ち帰ります。
ちなみに先生においしいキムチを作るコツを聞いてみた所、韓国に来て韓国のキムチを買うのがベストという答えが返ってきました。よし、やっぱりキムチは買うのが早いな…と悟った瞬間でした。一度体験してみるくらいなら楽しいのでアリです。
3ヶ月後、バックパックの整理をしていたらキムチの真空パックが出てきました。すっかり忘れてましたが発酵が上手く進んでいたようで、激辛でしたがとてもおいしくいただきました!
【5kgまでOK】可愛いキムチ壺/冷蔵庫での気になる匂いに/ピクルスにも◎/残量確認できる