オンライン旅行も行きまくって慣れてきたものです。でもライブツアーだとやっぱり食べられないので…今回は自分の口で味わえるツアーを申し込みました。旅行と言えば、まずは旅人の聖地タイから!
台湾カステラも取り寄せてみました。ひっくり返るおいしさ
【前編】政府公認店「クンテープ」からタイ料理お取り寄せ
(引用:クンテープ公式HPより)
こちらは大阪に本店があり、ランチバイキングで本格的なタイ料理が楽しめる人気のお店です。タイ政府も認める程の腕前ということで気になりますが、大阪までは行けないのでお取り寄せすることにしました。
注文はこちら:クンテープ公式通信販売サイト「タイマーケット」
このサイトでは料理の取り寄せも出来るんですが、タイ料理好きは愛してやまない調味料やアジアのお菓子も手に入ります。業務用で買ってストックしておくのもOK。
ああおいしそう…色々あって悩みます。
●調味料…チリオイル、トムヤムペースト、タイスキ焼きソースなど
●米、乾麺…タイビーフン、ジャスミンライスなど
●お菓子…タイ風えびせん、ココナッツアイス、ジャックフルーツの缶詰など
一番人気!選べるタイ料理5品セット
(引用:タイマーケットより)
全部おいしそうで10分程悩ましい時間を過ごし…タイ料理の最強ラインナップから好きな料理を5種類選べるセットに決定!さらに自分を抑えきれず、気付いたらマンゴーとジャックフルーツのアイスも会計のカートに入ってました。
BBQチキン以外は冷凍で、湯煎で解凍するタイプのようです。おいしいタイ料理がうちにやってくることを考えただけでワクワクが止まりません。
ごちそうさまでした!一通り食べたので感想レビュー
(商品到着!ジャスミンライス付いてきます)
●勝手においしかったランキング(個人の感想です)
【1位】ガパオライス | 味がしっかり付いてて、ジャスミンライスと相性ばっちり。鼻に抜けるスパイスの辛みが◎ |
【2位】BBQチキン(要調理) | 生姜が効いた下味付きで送られてくる。フライパンで焼くとジューシーで食べ応えあり。 |
【3位】ジャックフルーツ/マンゴーアイス | 実がゴロゴロ入っていて、クリームの部分も軽くて食べやすい。日本では中々食べられないタイの味。 |
【4位】トムヤムクン | ちょっと酸味が強く感じるが、エビの出汁が出ていておいしい。 |
【5位】グリーンカレー/カオマンガイ | カレーの具材に野菜が多いためか、解凍すると少し水っぽくなっていた。これはお店で食べる方がおいしいかも。カオマンガイはチキンの量が少なくてご飯が余ってしまった。 |
【後編】コロナ後に行きたい!満腹タイ料理教室ツアー体験
これは私が数年前にタイのバンコクの料理教室に行ってきた話をまとめています。こちらはオフライン体験ですが、いつかまた旅行に行けるようになったらおススメです。
今はコロナでどうなってるのかなぁ。
料理教室名 | バンコク・タイ クッキングアカデミー |
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Webサイト | bangkokthaicookingacademy.com |
実習時間 | 4時間(簡単な英語で行われます) |
最低人数 | 一人からOK |
値段 | 5品/1200バーツ(¥4300くらい) |
支払い方法 | 教室終了後に現地で支払い(タイバーツ)または事前にクレジットカード払い(+3%) |
申し込み先 | Ron@BangkokThaiCookingAcademy.com. またはWebから |
料金に含まれるもの
- 清潔な調理器具&エアコン完備の調理施設
- 21種類から選べる豊富なメニュー(5品作ります)
- BTS On Nut(オンヌット駅…BTS アソーク駅から10分)でピックアップ(帰りは試食が終わった人から自由解散) 待ち合わせ場所は こちら
- レシピのURL付きの修了書
- 無料の現地マーケットツアー(午前&午後クラスどちらも可)
- カレーペースト&ココナッツミルク作成体験(これが面白いのでおすすめ)
- 無料ミニデザート
- レッスンに必要な全ての材料費
- レッスン中のドリンク
- レシピ
レッスン開始時間と日程
- 月曜日~日曜日:午前クラス 8:45-12:15/午後クラス 13:15-16:30
- 日曜日は団体グループのみ(要問合せ)
●午前(午後)クラス
8:45am(13:15pm) | BTS オンヌット駅でシェフと待ち合わせ |
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9:15am(13:30pm) | ローカルマーケットツアー |
9:45am(14:00pm) | クッキングレッスン開始 |
12:15am(16:00pm) | 試食(かなりお腹いっぱいになります) |
12:45am(17:00pm) | 終了・解散 |
選べるメニュー例
①カレー系
グリーンカレー | マッサマンカレー |
レッドカレー | カオソーイ(カレーラーメン) |
ペナンカレー |
②スープ&サラダ系
トムヤムクン (酸味と辛味がきいたエビ入りスープ) |
ソムタム (青パパイヤサラダ) |
トムカーガイ (ハーブたっぷりの鶏肉のココナッツミルクスープ) |
ラープ・ガイ (鶏ひき肉サラダ) |
③前菜&ヌードル系
パッタイ (タイ風焼きそば) |
パッドシーユー (タイ醤油味焼きうどん) |
パイナップル入りタイ風チャーハン (パイナップルの中に詰めます) |
チキン・サテ (東南アジアで人気の串焼き料理) |
③炒め料理系
鶏肉とカシューナッツ炒め | ガパオ(ひき肉とバジル炒め) |
タイ風牛肉のブラックペッパー炒め | タイ風空芯菜炒め |
④無料デザートメニュー
マンゴースティッキーライス |
揚げバナナ |
ココナッツミルクとバナナのデザート |
現地の人専用!タイ人シェフとマーケットツアーへ
食材の買い出し&市場めぐり
マーケットは調理する教室からも徒歩圏内で、 待ち合わせ場所からも5分くらい。シェフが珍しい野菜やスパイスを手に取って説明してくれます。
豆腐です。タイで人気のパッタイ(焼きそば)にも入っていたりします。星型の形は遊び心でやってるらしく、タイ人の心の余裕を感じました。
①調理開始!イエローカレーのペストを全力で擦り上げる
20分程マーケットを回って、教室に到着。
この日の参加者は8人程。一緒に作業するペアを組み、まずはイエローカレーペーストから作ります。みんなカップルor友達で来てて、ペア組むのに焦る私。友達いないんですけど…。
他にも一人で来てた優しそうな女性とやることになりました。ホッ。
薬味(レモングラス、にんにく、チリ、玉ねぎ)を細かく刻みます。
②親の仇のごとくスパイスを細かく砕く
次はクミンシードとホワイトペッパー、砂糖とナンプラー、先ほど刻んだ薬味を石うすに入れてゴリゴリとすり潰します。
昔タイの家庭ではこの石のすり鉢でスパイスを細かくしていたそうです。昔はどの国でもおふくろの料理にはひと手間かかってますね。
③腕の痛みをこらえつつ、粘りが出るまで擦り続ける
ゴリゴリゴリ…ちょっと手首が痛くなってきた…まだかな?
すり鉢が重いので手が疲れてきて、ペアの女性と交代でやっていました。こりゃい大変だ。5分くらいするとシェフが回ってきてくれました。
シェフ:「これくらいもっとやって!ふんっ!」
ゴリツ!ゴリリリリリリリ!
私たち:!( ゚Д゚)
は、早い…マッハで動かすシェフの手に釘付けになる私たち。よし、あと少し力を振り絞って頑張ろう。うおおお!ゴリゴリゴリゴリ!
④ターメリックを加えてペースト完成
色味が付いて綺麗なペーストになりました。ふぅ…やっとできた。そこでシェフから一言。
はい、ではプロセッサーもここにあるので、使いたい人は言ってくださいね(‘ω’)
いや、言うの遅いから。
⑤生絞り!ココナッツミルクを作る
タイのカレーをおいしくするのに欠かせないココナッツミルク。ココナッツの内側をスプーンでこそいで思い切り絞ります。
ふんっ!(ぎゅううぅ)
ハァハァ…これで果肉からココナッツミルク100%が出来ました。このミルクがカレーの甘さを引き立てます。今は簡単に材料が買えるけど、昔のタイの人も大変だったんだ…と再び思いを馳せました。
⑥やっとここまで来た…材料を集合させる
先程絞ったココナッツミルクと具材(タイナス、ベビーナス、鶏むね肉、チリなど)を1枚のお皿に集結させます。用意これでイエローカレーを作る準備ができました。
そしてみんなでガス台へ移動!
⑦具材を炒め、ココナッツミルクを加える
一人ひと鍋与えられ、シェフの指示で具材を順番に炒めていきます。基本は英語ですが、難しくないのでみんなスムーズに調理していきます。
しかし、途中から何故かシェフのテンションが爆上がりします。
シェフ:“Faster! Faster!”(もっと速く!)
生徒たち:!?( ゚Д゚)
ジャーッ!ガコガコガコ!(フライパンをゆすって混ぜる音)
急かされ、焦る生徒たち。実はイエローカレーだけではなく、同時進行であと3品くらい作ってるんですよ。一気に人気店のランチタイム並みの速さで手を動かし、必死に仕上げにかかる私たち。うおおお!
今頃気付いた…この料理教室、体育会系です。
テーブルいっぱいの大満足ランチ!続々と出来るおかずたち
レッスン時間は4時間ですが、5品(1品は無料デザート)作るので結構忙しかったです。っていうか時間ギリギリです。
この日は他にもタイ風春巻き、ガパオライス、パッタイ、鶏肉と何ちゃらの炒め物も作りました。もはやこの厨房で働いてるかのごとくテキパキ動けるようになった私たちに、さらに指示が飛びます。
シェフ:出来上がったらテーブルに持っていって!すぐ戻ってきて次を作るぞ!
私たち:はい!シェフ!
出来たものはどんどんテーブルに並べていきます。ダラダラしてる人が一人もいません。料理教室というより調理学校の実習みたいになってきました。
⑧盛付・みんなで試食
やっと完成…いただきます!
ココナッツミルクから作るカレーってめっちゃおいしい。他の料理もおいしい。先輩の厳しい練習に耐え抜いて勝ち進んだ部活の試合並みの感動がそこにはありました。
汗と涙のど根性魂をぶつけたイエローカレー、日本でも作ってみたいと思います。
まとめ
調理中は激しかったですが、試食しながらシェフにタイで疑問に思ったことやタイ料理について質問したり、他の国の人と話したり楽しい時間でした。またいつかタイに行く時は、こんな体験出来たらいいな…。