インバウンドが復活し、コロナ前よりも海外観光客が日本へ続々と来日。長期間でゆっくり日本を巡りたい人やビジネス・日本語留学で来る人は、家賃が安くて出会いのあるシェハウスに滞在しがち。
テラスハウスが広く認知される前から、旅費節約のために色んな形態のシェアハウスに住んできた私によるトラブル体験談、メリット、デメリットをご紹介します💡
この記事はこんな方に向けて書きました📝
・海外の人とシェアハウスで英語を使って交流してみたいけど、トラブルが心配
・旅行が好きでシェアハウスに住んで家賃を抑えたいな…と考えている人
・シェアハウスに引っ越し予定で事前リサーチ中の人
・どんな種類のシェアハウスがあるのか気になる人
私が体験したのは5種類です。全て都内、日本人と外国人(観光客、ビジネス)入居可です。
①女性専用シェアハウス(11人、ドミトリーと個室ミックス)
②国際シェアハウス(男女ミックス100人、ドミトリーと個室ミックス)
③日本人シェアハウス(10人、全個室)
④ルームシェア(1部屋2人)
⑤観光客専用の高級アパート準管理人(16組8部屋、全個室)
11年居住経験者が体験した国際シェアハウスのトラブル5選
①水回り・清掃レベルの価値観の違い
・キッチンのお皿の洗い方(泡が付いたまま、水だけで洗う、汚れが落ちてない)
・調理中のゴミ処理の仕方(ゴミの分別無視、食べてから全て片付けるタイプ⇒そのまま忘れて放置、)
・シャワー室、洗面所、浴室に落ちた髪の毛そのまま放置、水びだし
・ゴミ当番を忘れて放置、ゴミが溜まる
シェアハウスじゃなくても、他人と一緒に住んだら避けられないこのトラブル。育った環境、習慣、文化の違い等々ありますが、今まで住んだ家では1回はコレが原因で揉めています。
共有スペースを掃除する時もスポンジで泡だけ付けたまま洗って、水で流さない人、家中の鍋をインドカレー風味にしてしまう人、食材を買って冷蔵庫に入れたまま退去して腐らせてしまう人などなど。みんなで共有キッチンでご飯作って食べるって楽しいんですけどね、各自の清潔レベルによってストレスの元になるかもしれません。
誰かが嫌われる覚悟で口酸っぱく注意し続けるか、管理会社に報告して注意してもらうことになります。
②噂が回るのが早い
・良い噂も悪い噂も立ちやすく、光の速さで伝わっていく
・カップルが付き合った、別れた、外出先での目撃情報、イベント情報など
人数にもよりますが、一つ屋根の下で他人が大勢暮らしていたらゴシップには事欠きません。そして日常の噂話はリアルで生々しい。
テラスハウスだとカップルがメンバーの前で「私たち、付き合うことになりましたー!」と報告してるシーンがありますね。実際はシェアハウス周辺を特定の男女が行動を共にしている姿を目撃され、「ねぇ、あの二人って…?」とそこから尾ひれ羽ひれ付いて知らない間に家中みんな承知の事実みたいなことはよくあります。
また、住人が旅行や帰省でいない時も、誰かにポロっと言った情報が何故か伝達されていたりします。北海道旅行に行くとは誰にも言ってないはずなのに、帰ってきたら「久しぶり!北海道どうだった?」と知られていてビビりました。
「あれ、最近あの人見かけないね」「友達と〇日まで福岡行ってるらしいよ~」と知らない人の休暇スケジュールまで耳にすることもありました。共有スペースで話したことは基本的に伝わると思って良いですね。人の口に戸は立てられぬ。とは良く言ったものだ。
③生活時間の違いによる生活音、体温の差による室温戦争
・夜中の長電話、Netflixの音漏れ、カップルの音漏れ
・エアコンの設定温度が一定しない
・勤務時間帯によって共有スペース、隣の部屋の生活音が気になる
普通のアパートでも起こりうることですが、国際シェアハウスでは海外の住人の方が多いので、時差の関係で相手の国に合わせて家族や恋人と電話する人の確立もグッと上がります。
ちょっと流行った民泊シェアハウス系だと、壁が薄いので会話も全て丸聞こえ、毎晩4時間長電話の隣人に悩んだことも…また、住人の仕事によっては夜帰ってきて爆音で音楽聞いてたり、マッチングアプリで引っかけた異性をドミトリーに連れ込んだり、もう色々です。
特に困ったのは、体温差があり過ぎると室温設定を統一するのが難しいところ。私は8人部屋で住んでいたことがあります。同じ部屋の子が夜中に11月に冷房18℃に下げるので、毎朝凍えて起きることに…後にまた室温を27℃に上げ直すという攻防戦が続きました。
これは個室に移動すれば多少解決します…(たぶん)
④パーティ・飲み会でヒートアップ
・共有スペースで飲み会が好きな人、静かに暮らしたい人で起きるトラブル
・飲み会後のゴミ、空き缶が散乱していることも
・酔っぱらった住人同士の喧嘩など
シェアハウスは色んな生活時間の人が暮らしてますから、週末にパーっとお酒飲んでワイワイ出来る人だけが住人ではありません。でもやっぱり金曜日から週末にかけて、クリスマスや誰かの誕生日などは賑やかになりがちです。
短期滞在の海外旅行者や学生もいるシェアハウスなら、盛り上がるだけ盛り上がって翌朝ゴミをそのままにして解散、朝早く起きてくる人が文句を言いながら片付ける…という光景もありました。夜早い時間に寝たい人にとっては、パーティの話し声や音楽も気になりますし、これが毎週末続くとなると考えものです。
社会人住人が多い家ならもう少し落ち着いて過ごせますし、パーティも控えめ、翌日のことを考えて日をまたぐような無理な楽しみ方はしないのが大きな違い。
⑤近隣住民からのクレーム
・住人の入れ替わりが早いので、地域のルールが浸透せずトラブルに
・スーツケースを引きずる音やパーティの騒音が原因になることも
シェアハウスは最初から家具が付いていたり、アパートを普通に借りるよりも初期費用が抑えられるので、入居・退居するスパンが短い人が一定数います、というか大体みんなそうかもしれません。
滞在費を安く済ませたい外国人旅行者、地方から都内に出張で来たビジネスマン、日本語学校に通う留学生、英語を使いたい日本人など色んな人がいますから、就職、結婚、同棲、帰国、引っ越し、留学などで入退去も多いです。
「スーツケースのゴロゴロ…という音がうるさい」「ゴミが分別されていない」など近隣住民からクレームをもらったことも。警察に通報されてしまうと、日本語の分かる方が対応することになるので、国際シェアハウスだと日本人住人が対応することになりそうです。
ココナラでシェアハウスのご相談、体験談シェアしています🏠
コロナ禍でシェアハウスってどうなの?相談のります 100人住む国際シェアハウス・女性専用…シェアハウス生活8年
やっぱり住んで良かった!シェアハウスのメリット5選
①一生大切にしたい人間関係が築ける
・家族と同じくらい大切な存在になることも
・休日や長期旅行もシェアハウスの住人で出かけるように
外でランチしたり、休日だけ会ってバイバイする友達と違って、一緒に住んでいれば帰る家も同じです。朝起きて一緒にコーヒーを飲む、週末はみんなで餃子パーティ、レンタカーを借りて温泉旅行など日常生活をガッツリ一緒に過ごすのでかなり距離が近くなります。
生活習慣もシェアハウスだと隠せないので、自分の価値観や生活スタイルが合う人が見つけやすい。そういう人と仲良くなると、退居してからも連絡を取り合うくらい居心地の良い関係が築けます。
大人になってから、そんな友達って作るの難しい。これはシェアハウスで過ごして良かったなと思えることですね。
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②自分の心の器が広がる
・色んな国の文化に触れ、自分と違う価値観を受け入れる耐性が付いた
ある程度ハウスルールは守ってもらう必要がありますが、やはり文化や生活習慣が違うものは違う。誰かを変えようとするより、自分の考え方を変えるのが一番ストレスが少なくなると悟りました。お寺で修業しなくても済みました。
朝起きたら、イスラム系の隣人がリビングで礼拝していたり、毎晩アーユルベーダを取り入れている日本人女性がいたり。色んな生活スタイルの人と一緒に住むことで「普通って何?」と考えることもありましたが、日常でも多少のトラブルでは動じなくなり、何か強くなったかも!と思わせてくれる体験になります。
③英語を毎日使う機会が増える
・英語でのコミュニケーション力がグンと上達する
・アウトプットする機会が増える
シェアハウス留学と言われる所以はこのメリットでしょうか。
入れ替わりの多い国際シェアハウスでは、新しい人が次から次へと入ってくるわけですから、何度も何度も自己紹介や日本のことを説明することが増えます。繰り返しアウトプットしているうちに自信が付き、日常生活に関わる英語に抵抗が無くなる人も多いです。
英語が上手な人や帰国子女も入居してくると刺激になるし、自分の次の目標を海外に決めて退居していく人もたくさんいました。シェアハウスに入居する人は誰かと交流したい人が多いので(諸説あり)、英語に関わらず最初はコミュ障でも少しずつ人見知りが改善するかもしれません。
全員日本人同士のシェアハウスだと気を使い合ってギスギスしがちなので、ある程度外国人住人もいた方が雰囲気が中和されて、過ごしやすかったなという印象です。
④家賃・食費が抑えられ、旅行資金が貯まる
・ドミトリーに5年住んで80万浮いた ⇒ 海外旅行や学費に回す
・みんなでご飯を作ってシェア ⇒ 食費が1日数百円の日も
本当に合宿みたいなドミトリー生活をしようと思うと、覚悟が必要ですが…苦にならない方は結構おトクかもしれません。
私は地方から出てきて、都内で安く住める場所を探してシェアハウスに辿り着きました。まだ若かったので昼は仕事して、休日に旅行が出来て寝る場所さえあればイイや、という感じです。家具は元から付いているので購入ナシ、光熱費・wifiは含まれているので25000円のドミトリーで結果的に80万以上も浮き、他の趣味に回すことが出来たのでありがたかったです。
食事も他の住人と一緒に作れば、一食300~900円くらいで済むことも多く助かっていたのですが、その代わりみんなで週末に出かけていたのでプラマイゼロかも…🐟
その後ドミトリ―生活に飽きて個室に移動しましたが、普通のアパート借りるよりはだいぶ安く済みました。
⑤普段の生活では出会えないような人脈、趣味が広がる
・付かず離れずの絶妙な距離感が保てるシェアハウス
・フットワークの軽い住人が多い
社会人になって新しく友達ができたと思ったら変な勧誘を受けることもあって出会いって中々無いものです。シェアハウスで良かったのは、一人暮らしだったら絶対会えなかったであろう人がフラッと入居してきて交流できることですね。
ドバイの富豪、地下アイドル、フードファイター、旅するイタリアンシェフ、5ヶ国語話せる多言語おじさん、コスプレ好きタイ人女子などなど。特にオシャレしてどこかに出かけなくても、キッチンやリビングで会った時に数時間ちょっと話すだけでも色んな人に会えて全然飽きませんでした。
さらに結構フットワークも軽い人が多く、週末にフッと海外にいなくなってしまう人や多趣味で全国飛び回る人も。退居した後も予定を合わせて国まで会いに行ったりして、まずは行動に移す習慣がつくようになったのも良かったです。
【問合せOK】トラブル回避にしっかり選ぶ!おススメサイト
創業20年の大手管理会社で安心!オークハウス
・物件数:400物件 6129室
・敷金、礼金、連帯保証人なし
・部屋タイプ:シェアハウス、ソーシャルレジデンス、アパート、グランステイ(ホテル暮らし)
・外国人入居OK / 男女OK
・設備:オフィスルーム、コワーキングスペース、大浴場、フットサルルーム、シアタールーム、庭:テラス付き物件あり
・家賃:33,000~70,000円
「シェアハウスってどうやって探すの?」とよく聞かれますが、この会社をおススメしています。個人や小さなシェアハウスだとトラブル対応も大変ですが、管理会社もしっかりしているので初めての場合はオークハウスだと探しやすいでしょう。
リモートワークやフリーランス住人用に大きなコワーキングスペース付き物件もあり、一度実際に見て判断するのが良いと思います。(写真だと全然違う場合もあるので👀)
ポイント①メディアの認知度が高い⇒入居者も出会いの確立もアップ!
(画像:オークハウス公式より)
オークハウスは今まで数々のTV番組で取り上げられています。あの「マツコ会議」でも「コスパ良く出会えるシェアハウス」として登場。
実際シェアハウス内で出会って結婚までするカップルは結構います。一気に大人数出会えて、入居者の入れ替わりも早いのでまた新しい出会いが自動的にやってくる…実はかなりコスパが良いとも言えますね。相手の生活スタイルも分かるし、もしかしたら婚活パーティ行くよりもチャンスが多いかもしれません。
これだけメディアに紹介されていれば、興味を持つ入居者も多いこと間違いなしですね。
ポイント②外国人入居者が多い⇒英語に触れる国際交流イベントが盛ん
(画像:オークハウス公式より)
国際シェアハウスを探している人は、少なからず英語を使ってみたい方が多いと思います。
オークハウスは全体の物件数が多く、住みやすそうなソーシャルレジデンス(設備や娯楽スペースも整っていて、住民同士のつながりを重視した生活スタイルを提供するシェアハウス)も持っているので、プライベートも充実しやすい。
仕画像の通り、仕事をしている外国人入居者も多く住んでいます。国別ランキングだとアメリカ、韓国、フランスがトップ3ですね👀しかし、どの国の入居者も英語は使える人は結構いるので、住んでるだけでアウトプットする機会は自然と増えていくし、パーティやリビングでの交流イベントで知り合うことも。
変な外国人が集まる六本木や渋谷のバーにお金出して行くよりも、よっぽどちゃんとした方に出会えると思います。
ポイント③一人暮らしよりも圧倒的に安くて設備が充実⇒コスパ◎
こんなに色々初期費用がかからず、保証人もいらない、家具も買え揃えないで済む都内暮らし、なかなか実現できません。駐車場・駐輪場も別で借りたら毎月バカにならないし。
私も一人暮らしした時は最初に敷金・礼金込みで30万くらい払ったな…こんなに良心的な値段のシェアハウスが増えたのは、やっぱりテラスハウスで認知度が高まったおかげかもしれません🤔
「シェアハウスって、テラスハウスみたいな感じでしょ?」ってすんごくよく聞かれるのですが、現実は撮影ドラマではないので常にキラキラしてる生活ではありませんでした。しかし、その時のその年齢でしか出会えない人、体験できない生活があるのは確かです。
あなたの「テラスハウス」を体験するチャンス、まずは内覧から始めてみてくださいね!